誕生花に登場する花は、365プラス1種類!誕生花カレンダーより!
7月31日 誕生日、今日の誕生花「キヌガサソウ」
日本固有種の高山植物でなかなか見られません!
キヌガサソウは、「衣笠草」です。
葉っぱが、絹で出来た傘の「衣笠」に似ている所から命名。
日本固有種の高山植物で、なかなか見られません。
日本海側の白山以北の山地に、自生してます。
花の思い出を作るのは、あなたです。
巡り会える幸運を祈ってます。
7月31日 誕生日
バースデーフラワー【キヌガサソウ】
お誕生日、おめでとうございます。
素晴らしい1日と1年、感動が味わえる幸運を願ってます。
また「誕生日」は、あなたの出生を祝うだけでなく、
この世に誕生させてくれた、ご両親に感謝する日です。
ぜひ、ご両親に感謝の言葉を、贈ってくださいね。
【キヌガサソウとは】
キヌガサソウは、日本海側の山地、白山、乗鞍岳以北の、
高山帯に生育する日本固有種で、良く似た近縁の仲間が、
見当たらない珍しい花です。
日本固有種で、東の横綱がオサバグサなら、
西の横綱はキヌガサソウと言われているそうです。
キヌガサソウが、国内最大の群生として有名になった神室山。
登山者の最大のお目当ての登山口は、山形県側が圧倒的に多い。
キヌガサソウは、秋田県側に群生している。
山形県側から来た登山者は、秋田県側の標高差約100mほど、
下って見に来る人が、絶え間なく多いです。
神室山(標高1,250m)は、7月まで残雪が見られ、雪解け後に、
白い大きな花をつける、キヌガサソウの群落が見られる。
キヌガサソウは、葉と花が大きく、有名な高山植物だが、
どこにでも、生えているわけではない。
やっと見つけたとしても、ひと株あるいは2~5株程度が、
ほとんどで、秋田県の絶滅危惧種に指定されている。
秋田県側の登山口から、健脚向きと言われる神室山に、
草原と池塘が広がる「御田の神」を過ぎた斜面の、
登山道沿いに大きな群落が、連続で二ヵ所あり圧巻だそうです。
180平方mの範囲で1,738本が確認され、その群生規模は、
国内有数の群生地の、白馬岳の約3倍と大きいそうです。
また、
標高1,900mの栂池自然園へ行くと、いろいろな高山植物に
出会えます。キヌガサソウの群生も見られます。
栂池高原駅から栂池ゴンドラリフトで、栂の森駅に25分で到着。
到着後、栂池ロープウェイ乗り場まで、5分程度歩きます。
栂池ロープゥエイに乘り、5分で自然園駅に到着。
栂池高原(標高839m)から自然園駅(標高1,829m)の、
標高差1,000mも、空中遊泳で上がることになります。
健脚者じゃなくても、7月20日過ぎに、見られる場所です。
標高2,454mの妙高山(赤倉山・三田原山・神奈山全部の総称)
も、キヌガサソウの群生が見られますが、
新潟県の妙高山は、登山経験、豊富なひと向きです。
キヌガサソウの謂れは、王朝時代に天皇・親王・公卿などが、
行列の時、従者が絹で張った長柄の傘「衣笠」をさしかけ、
キヌガサソウの葉が、傘のように見えて、その葉姿を、
「衣笠」に見立てて、「衣笠草」と言われている。
高山植物に興味のある方は、
珍しいキヌガサソウの群生を見に、
出かけてみては、いかがでしょうか。
きっと感激すると思います。
- 別名
- 特色
- 科 ユリ科
- 原産 日本固有種
- 花期 7~8月
【感想】
あなたの誕生花は、いかがでしたか?
気に入らない花が、あるかもしれません。
日本の長い歴史の慣習から、伝統行事から、危険毒草から、
登場させています。
今まで、キヌガサソウに出会うのが、難しい花でした。
高い山に登れば、いつでも高山植物に出会えるかと言うと、
そうでもない。季節と花が咲いてる時期が、
長く咲いてる花と、短期間しか咲かない花がある。
現在は、インターネットのおかげで、登山者のブログなどで、
情報が得られるが、もう健脚じゃあないと出かけられない。
それまでは、雑誌や随想などからしか、情報が得られない。
情報を知っても、すぐに行けるわけではない。
なかなか出会えない花に、出会う嬉しさは格別。
大町から立山に向かう途中で、キヌガサソウに出会えた。
出会えたが、一輪しか咲いてなかった、ネットのない時代。
あなたの誕生花が、幸運をもたらせてくれるよう願ってます!
人生は一度しかありません!過去は戻らないが、未来は作れます!
未来に夢を描きながら、素晴らしい人生を送ってください!
写真家 高橋克郎より。