誕生花に登場する花は、365プラス1種類!誕生花カレンダーより!
6月9日 誕生日、今日の誕生花「ヤマボウシ」
利休が選んだ花!
ヤマボウシとハナミズキは、混同しやすいですが、
ヤマボウシは日本原産で、ハナミズキはアメリカ原産の外来種です。
よく見ると花びらが少し違います。ヤマボウシは花びらの先が、
尖って外に向いてますが、ハナミズキは花びらの先が、クルッと内側に巻いています。
花の思い出を作るのは、あなたです。
巡り会える幸運を祈ってます。
6月9日 誕生日
バースデーフラワー【ヤマボウシ】
お誕生日、おめでとうございます。
素晴らしい1日と1年、感動が味わえる幸運を願ってます。
また「誕生日」は、あなたの出生を祝うだけでなく、
この世に誕生させてくれた、ご両親に感謝する日です。
ぜひ、ご両親に感謝の言葉を、贈ってくださいね。
- 別名
- 特色 実は食用
- 科 ミズキ科
- 原産 日本固有種、中国
- 花期 5~6月
【ヤマボウシとは】
ヤマボウシの花びらも花びらでなくて、総苞(そうほう)と言って、
葉っぱの一部です。花は中心に黄緑色をした球形の部分です。
白い花びらに見える総苞は、昆虫を引き寄せる役目をしています。
植物は、いろいろな姿、形で子孫を残す工夫がしてあります。
自然の中で、いろいろな植物は、生き残る知恵があるんですね。
ヤマボウシの名前の由来は、白い花びら(総苞片)と球形の花を、
法師の坊主頭と頭巾に見立てて名付けられたそうです。
夏の終わりから秋にかけて、赤く熟す果実はそのまま食べたり、
果実酒にされます。熱帯果物ように見えますが、
大きさは直径2cmくらい、果肉は黄桃のような色で、
食感はねっとりしていて甘みがあります。
材質は粘りがあり堅い木なので、木槌や杵、水車の歯車などに、
利用されてきて、昔から日本人との関わりが深い樹木です。
江戸時代には、海外で観賞用樹木として、栽培されていたそうです。
秋の紅葉も綺麗ですから、散策ついでに楽しんでください。
【感想】
あなたの誕生花は、いかがでしたか?
気に入らない花が、あるかもしれません。
日本の長い歴史の慣習から、伝統行事から、危険毒草から、
登場させています。
ヤマボウシを初めて見たのが、1970年代の北大植物園です。
最近は多く目にしますが、その頃は、ほとんど見ませんでした。
ハナミズキも、やっと街路樹などで見られる時代でした。
白いヤマボウシは、白いハナミズキと似てますね。
見分け方は、ハナミズキは、花が咲いてから葉っぱが出ます。
ヤマボウシは、葉っぱが出てから花が咲きます。
この違いだけでも知っておけば、間違えることはないと思います。
ヤマボウシもハナミズキも、
今は、庭木や街路樹や公園で、たくさん見られます。
あなたの誕生花が、幸運をもたらせてくれるよう願ってます!
人生は一度しかありません!過去は戻らないが、未来は作れます!
未来に夢を描きながら、素晴らしい人生を送ってください!
写真家 高橋克郎より。