誕生花写真365カレンダー!2001年日本初登場!

誕生花は世界中から、日本の原産から、山野草、園芸種、珍しい花を選んだ、花の百科事典。 バースデーフラワーを楽しんで、1日を幸せに。

今日の誕生花「ハンゲショウ」七十二候の半夏生の花!

誕生花に登場する花は、365プラス1種類!誕生花カレンダーより!

7月2日 誕生日、今日の誕生花「ハンゲショウ
七十二候の半夏生に合わせたように咲く花!半夏生の花はカラスビシャク

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ハンゲショウは、夏至から数えて11日目を、半夏生と呼ばれる日。
この頃、一斉に生えてくる、半夏と呼ばれる雑草のカラスビシャク
ハンゲショウという雑草の植物もある。コンロンカのように、
この時期に葉っぱが白くなる。間違いやすい。

花の思い出を作るのは、あなたです。
いろいろな花に、巡り会える幸運を祈ってます。

7月2日 誕生日
バースデーフラワー【ハンゲショウ

お誕生日、おめでとうございます。
素晴らしい1日と1年、感動が味わえる幸運を願ってます。

また「誕生日」は、あなたの出生を祝うだけでなく、
この世に誕生させてくれた、ご両親に感謝する日です。
ぜひ、ご両親に感謝の言葉を、贈ってくださいね。

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  • 別名 
  • 特色 七十二候の半夏生
  • 科  ドクダミ
  • 原産 東アジア
  • 花期 6下旬~7月

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ハンゲショウとは】

ハンゲショウは「半夏生、半化粧」などの漢字があてられている。
7月2日頃に花が咲き、葉っぱが白くなり、
七十二候のひとつ半夏生と重なり、名前が付けられたようである。

また、葉っぱの片面(表面)だけが白くなることから、
古くはカタシログサ(片白草)とも呼ばれている。
茎や葉っぱを傷つけたり、折ったりすると、ドクダミの臭いがします。
同じ仲間にアメリカハンゲショウがありますが、
アメリカハンゲショウは、葉っぱが白くなりません。

ハンゲショウは本州以南、朝鮮半島、中国、フィリピンなど、
東アジアの亜熱帯性湿地に分布している雑草です。

漢方薬に使われる半夏(サトイモ科のカラスビシャク)が生える頃、
農家にとっては大事な節目の日で、半夏作(はんげさく)
ともいって、この日までに「畑仕事を終える」「田植えを終える」
目標の日とされ、この日から5日間は休んで、祝い事の行事を行った。

カラスビシャクは、ウラシマソウを小さくしたような花の姿で、
特徴として雌花が背面で仏炎苞になり、垂れ下がることはなく、
伸び上がったままになります。 
北海道から九州まで広く分布し、中国、朝鮮半島などにも分布。
元々は中国から来た繁殖力が強くて、駆除が大変なので
「百姓泣かせ」という嫌われ者の植物のようです。

カラスビシャクの全草は三白草(さんぱくそう)、
根茎は三白根(さんぱくこん)の生薬名で呼ばれ、
利尿、解毒などの作用があるとされています。

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カラスビシャク

【感想】

あなたの誕生花は、いかがでしたか?
気に入らない花が、あるかもしれません。
日本の長い歴史の慣習から、伝統行事から、危険毒草から、
登場させています。

7月上旬は梅雨も後半となり、農作物を育てる上で、
ひとつの目安となる時期で、各地では様々な行事や習慣があります。

半夏生餅は、昔から大和の国、南河内、北和歌山地方で、
きな粉をつけていただく餅です。三つの地域では、
半夏生の日に、半夏生餅を食べる習慣が現存しています。
半夏生餅の味は、誰が食べても、懐かしく郷愁をそそる味です。

関西地方では、田に植えた稲の苗が、蛸の足のように、
大地にしっかりと根を張り、豊作になるようにと、
祈願する意味が込められて、蛸を食べる所もあります。
大阪のたこ焼きも、同じような意味から、
生まれたのかもしれませんね。なんで大阪が、
たこ焼きなのか不思議でした。7月2日は「タコの日」だそうです。

また讃岐地方では、半夏生にうどんを食べる習慣があり、
1980年に香川県製麺事業協同組合が、7月2日は「うどんの日」
と制定してます。

福井県大野市では、江戸時代に大野藩藩主が、この時期に、
農民に焼き鯖を振舞ったという逸話があり、現在も、
大野市の地域では、半夏生に焼き鯖を、食べる習慣があります。

ハンゲショウは、同じ雑草でも、歴史的な流れから言って、
カラスビシャクが、ハンゲショウの花という事になりますね。

あなたの誕生花が、幸運をもたらせてくれるよう願ってます!
人生は一度しかありません!過去は戻らないが、未来は作れます!
未来に夢を描きながら、素晴らしい人生を送ってください!
写真家 高橋克郎より。