誕生花写真365カレンダー!2001年日本初登場!

誕生花は世界中から、日本の原産から、山野草、園芸種、珍しい花を選んだ、花の百科事典。 バースデーフラワーを楽しんで、1日を幸せに。

今日の誕生花「ナツツバキ=サラソウジュ」仏教三大聖樹と間違われています!

誕生花に登場する花は、365プラス1種類!誕生花カレンダーより!

7月3日 誕生日、今日の誕生花「ナツツバキ=サラソウジュ」ツバキ科ですが常緑樹ではなく、落葉樹です!

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ナツツバキ=サラソウジュは、夏に咲くツバキ科のツバキで、
ナツツバキと言われています。ツバキ科ですが落葉します。
また紅葉も綺麗です。ナツツバキの花より少し小さい、
ヒメシャラの木もあります。庭木でよく見かけます。

花の思い出を作るのは、あなたです。
いろいろな花に、巡り会える幸運を祈ってます。

7月3日 誕生日
バースデーフラワー【ナツツバキ】

お誕生日、おめでとうございます。
素晴らしい1日と1年、感動が味わえる幸運を願ってます。

また「誕生日」は、あなたの出生を祝うだけでなく、
この世に誕生させてくれた、ご両親に感謝する日です。
ぜひ、ご両親に感謝の言葉を、贈ってくださいね。

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  • 別名 シャラノキ
  • 特色 利休七選花
  • 科  ツバキ科
  • 原産 日本固有種、朝鮮半島南部
  • 花期 6~7月

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【ナツツバキとは】

ナツツバキは、サラソウジュとも言われ、
平家物語祇園精舎の冒頭に「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり  沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理(ことわり) をあらはす おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし  たけき者も遂にはほろびぬ ひとへに風の前の塵に同じ」 という書き始めが有名で、娑羅双樹の花の色が出てきます。

ナツツバキ属は、東アジアと北アメリカに8種ほど分布していて、
宮城県以西の本州、四国、九州に自生し、よく植栽もされています。

利休七選花の生け花の花材として、親しまれています。
樹高10m位まで育ち、サルスベリと同じように、
ツルツルした幹がきれいな1日花で、咲いた花はポトリと落ちます。 

日本では仏教の三大聖樹のひとつシャラ(沙羅)の木、
またはシャラソウジュ、サラノキ、シャラノキとも、
呼ばれますが、沙羅双樹(フタバガキ科)とは別種です。

フタバガキ科の沙羅双樹は、熱帯地方しか育たず、
日本では、例外を除いて、植物園の温室でしか見られません。
二本並んだ沙羅の木の下で、釈尊が入滅(死去)したことから、
沙羅の樹は、沙羅双樹とも呼ばれています。
「双」は元々の樹木の名に含まれず、二本または二本組に、 なった木の意味を指します。
サンスクリットでは、沙羅の樹をシャーラまたはサーラと呼び、
日本語の沙羅の樹の「シャラ」または「サラ」は、サンスクリット に由来している。 現代ヒンディー語での名はサール。

釈迦がクシナガラで入滅(死去)したとき、臥床(がしょう)(寝床) の四辺にあったという、4双8本の沙羅の樹が、季節はずれ(時じく) に花を咲かせ、たちまちに枯れ白色に変じ、 さながら鶴の群れのごとくであったという(鶴林寺出典)。

仏教三大聖樹
ムユウジュ:無憂樹(マメ科)釈迦が生まれた所にあった木
インドボダイジュ:印度菩提樹(クワ科)釈迦が悟りを開いた所にあった木
サラノキ:娑羅の樹(フタバガキ科)釈迦が亡くなった所にあった樹木

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【感想】

あなたの誕生花は、いかがでしたか?
気に入らない花が、あるかもしれません。
日本の長い歴史の慣習から、伝統行事から、危険毒草から、
登場させています。

ナツツバキ=サラソウジュやヒメシャラが、
庭木に人気が出てきたのは、1980年代です。
ツバキの白い花も人気のようですが、
木の肌がツルツルして、綺麗なのが人気になったようです。

沙羅双樹のインドボダイジュは、
いろいろな温室で見かけますが、花は見かけません。
2017年滋賀県草津市立 水生植物公園みずの森に、
日本で初めて、4月上旬にサラノキの花が咲きました。

来年咲くかどうかわかりませんが、情報を便りに、
咲いたら出かけたいと思ってます。
花が咲かなければ、東南アジアまで行かなくてはなりません。

あなたの誕生花が、幸運をもたらせてくれるよう願ってます!
人生は一度しかありません!過去は戻らないが、未来は作れます!
未来に夢を描きながら、素晴らしい人生を送ってください!
写真家 高橋克郎より。