誕生花写真365カレンダー!2001年日本初登場!

誕生花は世界中から、日本の原産から、山野草、園芸種、珍しい花を選んだ、花の百科事典。 バースデーフラワーを楽しんで、1日を幸せに。

今日の誕生花「ダチュラ=マンダラゲ」花岡青洲が日本で初めて作った麻酔薬の花!

誕生花に登場する花は、365プラス1種類!誕生花カレンダーより!

8月22日 誕生日、今日の誕生花「ダチュラ=マンダラゲ」有毒植物です!ハーブと間違えないで!

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ダチュラ=マンダラゲは、花岡青洲が日本で初めて、
麻酔薬を作った花です。そのため、妻は失明しました。
杉村春子の名場面、雲平さん、と呼ぶ声が忘れられない。
ダチュラは、大きな花で目立ち有毒植物です。

花の思い出を作るのは、あなたです。
いろいろな花に、巡り会える幸運を祈ってます。

8月22日 誕生日
バースデーフラワー【ダチュラ=マンダラゲ】

お誕生日、おめでとうございます。
素晴らしい1日と1年、感動が味わえる幸運を願ってます。

また「誕生日」は、あなたの出生を祝うだけでなく、
この世に誕生させてくれた、ご両親に感謝する日です。
ぜひ、ご両親に感謝の言葉を、贈ってくださいね。

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ダチュラ=マンダラゲとは】

ダチュラには、いろいろな名前がついています。
マンダラゲ、キチガイナスビ、エンゼルストランペット、
チョウセンアサガオなど。
チョウセンが付くからと言って、チョウセン原産ではありません。
外国から入って来たという意味で、珍しいですね。
普通なら唐からきて、カラとかトウという文字が、頭にくるのに、
誰かが、間違えたのでしょう。マンダラゲの方が、お洒落ですね。
最初に覚えたのが、花岡青洲の妻の舞台で、マンダラゲです。

ダチュラは、インドや熱帯アメリカに、約20種が分布しています。
ダチュラは大別すると、木のタイプと、草のタイプの2つがあり、
最近は、それぞれを別物として、扱うことの方が多く、
草タイプをダチュラ(属)、木タイプをブルグマンシア(属)と呼び、
エンジェルストランペットで知られています。
マンダラゲアサガオは、草のタイプの名前で、
キダチマンダラゲアサガオは、木のタイプの名前で、
別々の名前で、呼ばれることが多いです。

花は夏から秋にかけて、大きな白い花が、上向きに咲き、
かわいらしいアサガオとは、似ていません。どちらかと言うと、
カボチャの花を大きくした姿で、花の色は白、黄色などがあり、
一重、二重、三重もあり、花後にできる果実は卵型で、
表面にびっしりと短いトゲが、生えています。

キダチマンダラゲアサガオは、花がぶら下がって咲きます。
棚のようにしないと、花のきれいさが、見られません。
確かに、両方ともトランペットに似ています。

江戸時代の外科医華岡青洲は、ダチュラを主成分とする、
内服全身麻酔薬「通仙散」を完成させ、日本最初の
全身麻酔による、乳癌摘出手術に成功しました。
麻酔薬を完成させるまでに、麻酔薬の実験で、華岡青洲の妻が、
失明しています。

ダチュラは、江戸時代に日本へと渡ってきて、薬用として
栽培されている一年草の植物で、全草(根・茎・葉・花など)に、
幻覚性のヒオスチアミンやスコポラミンなど、有毒アルカロイド
を含む有毒植物です。

モルヒネのように、直接的な鎮痛効果はありませんが、
苦痛が鈍くなる為、麻酔薬や喘息薬として知られています。
ハーブと間違えて、葉っぱを食べた人が、病院に運ばれた例は、
年に何件かの、中毒事故の報告があります。
消化器官が抑制するため、死に至る事は少ないそうですが、
危険な事には、変わりありません。

ダチュラの品種は、
「マンダラゲアサガオ
インド原産の一年草で、草タイプのダチュラの中で、
最もポピュラーな種で、華岡清州が、麻酔薬の実験をした植物。
「アメリカマンダラゲアサガオ
北アメリカ南部、メキシコに分布する多年草です。
乳白色の花を、上向きに咲かせ、芳香性があり、夕方から
咲き始めて、翌日の昼頃にしぼみます。
「ヨウシュマンダラゲアサガオ
熱帯アメリカ原産の一年草です。

キダチマンダラゲアサガオのオレンジの花は、
温室でよく見られます。どの品種に入るか、わかりませんが、
熱帯なのでしょう。大きなきれいな花が咲いてます。

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  • 別名 
  • 特色 有毒植物
  • 科  ナス科
  • 原産 インド 熱帯アメリカ
  • 花期 7~9月

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【感想】

あなたの誕生花は、いかがでしたか?
気に入らない花が、あるかもしれません。
日本の長い歴史の慣習から、伝統行事から、危険毒草から、
登場させています。

マンダラゲの思い出。有吉佐和子作「華岡青洲の妻
筋書きは、マンダラゲを使って麻酔の実験。

杉村春子主演で何回か観てる。ある日の舞台稽古に、
10人位連れて舞台稽古を観に来ていた。休憩時間に、
杉村さんの楽屋に来て談笑。記念写真を写してと杉村さんに、
頼まれ何枚か写した。翌日新聞に、有吉佐和子自殺!
衝撃的な記憶だった。

農家などで植られているが、毒草と知ると、来年は辞める
という人が多い。植えてても全然大丈夫なのに。
温室にも多い花ですね。地植えで育つのに、
なんで温室なのかわかりません。なにか理由があるのでしょう。

あなたの誕生花が、幸運をもたらせてくれるよう願ってます!
人生は一度しかありません!過去は戻らないが、未来は作れます!
未来に夢を描きながら、素晴らしい人生を送ってください!
写真家 高橋克郎より。