誕生花写真365カレンダー!2001年日本初登場!

誕生花は世界中から、日本の原産から、山野草、園芸種、珍しい花を選んだ、花の百科事典。 バースデーフラワーを楽しんで、1日を幸せに。

今日の誕生花「カラスウリ」根っこには大きなお芋がオシロイの材料に!

誕生花に登場する花は、365プラス1種類!誕生花カレンダーより!

8月31日 誕生日、今日の誕生花「カラスウリ
カラスの名前が付いていますが、カラスは肉食で食べません!

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カラスウリの花が咲いてるのを、イザ見つけるとなると、
大変です。植物園にあっても、閉園で入れません。
野山で、赤い実は、すぐに見つかりますが、花が咲く時期には、
覚えていません。夏の夜の7時30分が、魔の時間です。

花の思い出を作るのは、あなたです。
巡り会える幸運を祈ってます。

8月31日 誕生日
バースデーフラワー【カラスウリ

お誕生日、おめでとうございます。
素晴らしい1日と1年、感動が味わえる幸運を願ってます。

また「誕生日」は、あなたの出生を祝うだけでなく、
この世に誕生させてくれた、ご両親に感謝する日です。
ぜひ、ご両親に感謝の言葉を、贈ってくださいね。

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カラスウリ               キカラスウリ

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カラスウリ               キカラスウリ

カラスウリとは】

カラスウリの開花が始まるのは夜で、翌朝にはしおれてしまう、
一日花です。雌雄異株で、ひとつの株には、雄花か雌花かの
いずれかのみがつき、雄花の花芽は一ヶ所から複数つき、
数日間連続して開花する。雌花の花芽は、ほぼ単独でつくが、
花によっては複数つく場合もあり、雌株にのみ果実をつけます。

原産地は中国、日本では本州・四国・九州に自生し、夏の夜に、
花びらの縁が、糸状に長く伸びて花を咲かせます。
複雑な花びらは、蕾の時に、きれいに折りたたまれていますが、
時間がたつと、一糸乱れずに展開して、短時間で完全に
開ききります。

目立つ花になった理由は、受粉のため、夜行性の蛾(が)を、
引き寄せるためで、ポリネーター(花粉媒介者)は、
大型のスズメガです。カラスウリの花筒は非常に長く、
スズメガ級の長い口先を持った、蛾でなければ、花の奥の蜜には、
到達出来ず、送粉の役目もできず、花粉媒介者になれません。

ただし、赤くなったカラスウリは、渋くて苦くて悩むでしょう。
青いうちにとってスライスして、塩漬けや粕漬にして、
食べることが出来ます。
鳥が食べて、種子を運びますが、名前のカラスの好物という、
観察例はほとんどありません。
どうしてカラスの名前が付いたのでしょう。

葉っぱは、下ゆでしてゴマ和え、または天ぷらや油炒めにします。
地下茎には、芋状の塊根が成長し、デンプンやタンパク質を、
たくさん含んでいます。

同じカラスウリ属に、黄色い実を付け、そのまま食べると甘い、
カラスウリがあります。根から採取されるデンプンは、
天瓜粉、天花粉(てんかふん)と呼ばれ、あせもなどの薬や、
白粉(おしろい)として利用されてきました。

カラスウリの葉っぱは、光沢がありませんが、キカラスウリ
葉っぱは光沢があります。見分け方は葉っぱで出来ます。

  • 別名 
  • 特色 
  • 科  ウリ科
  • 原産 中国 日本
  • 花期 7~9月

【感想】

あなたの誕生花は、いかがでしたか?
気に入らない花が、あるかもしれません。
日本の長い歴史の慣習から、伝統行事から、危険毒草から、
登場させています。

カラスウリは、食べたことがありませんが、子供の頃、
しもやけやアカギレに塗ると治ると言われ、
塗った記憶がありますが、効き目があったかどうか、
覚えていません。

夏の夜、7時30分頃になると、全開するカラスウリの花は、
なかなか見られませんが、秋になると赤い実が、
いろいろな場所で、目につきます。

育った地域では、食べる習慣がありませんから、
根っこから、デンプンが取れるのも、知りませんでした。
カラスウリの根っこより、自然薯を見つけて掘るほうが、
楽しみが大きかったです。

カラスウリの花が30年以上前に、上野毛五島美術館
裏にあるのは、知ってますが、いまだに出かけていません。
もう、手入れできれいになって、ないかもしれません。
チャンスを逃すと、なかなか撮影出来ません。

あなたの誕生花が、幸運をもたらせてくれるよう願ってます!
人生は一度しかありません!過去は戻らないが、未来は作れます!
未来に夢を描きながら、素晴らしい人生を送ってください!
写真家 高橋克郎より。