誕生花写真365カレンダー!2001年日本初登場!

誕生花は世界中から、日本の原産から、山野草、園芸種、珍しい花を選んだ、花の百科事典。 バースデーフラワーを楽しんで、1日を幸せに。

今日の誕生花「ドクゼリ」ドクウツギ、トリカブトと並ぶ三大有毒植物!

誕生花に登場する花は、365プラス1種類!誕生花カレンダーより!

6月13日 誕生日、今日の誕生花「ドクゼリ」
セリと間違えて食べないで!

f:id:arb_takahashi:20170716181516j:plain

ドクゼリは、ドクウツギトリカブトと並んで、
日本三大有毒植物の一つとされるが、有毒植物は他にもあります。
新芽の頃、香りの良いセリと見分けるのが、難しそうです。
葉っぱの形が少し違うのと、新芽の頃の背丈が違います。

花の思い出を作るのは、あなたです。
いろいろな花に、巡り会える幸運を祈ってます。

6月13日 誕生日
バースデーフラワー【ドクゼリ】

お誕生日、おめでとうございます。
素晴らしい1日と1年、感動が味わえる幸運を願ってます。

また「誕生日」は、あなたの出生を祝うだけでなく、
この世に誕生させてくれた、ご両親に感謝する日です。
ぜひ、ご両親に感謝の言葉を、贈ってくださいね。

f:id:arb_takahashi:20170716181621j:plain

  • 別名 オオゼリ
  • 特色 三大毒草
  • 科  セリ科
  • 原産 日本、ユーラシア大陸
  • 花期 6~8月

f:id:arb_takahashi:20170716181707j:plain

【ドクゼリとは】

ドクゼリは北海道から九州に分布しています。
水辺や湿原に生育する多年草で、ユーラシア大陸にも、
広く分布しています。

セリとドクゼリの見分け方は、
1. セリは春先の摘み草の頃は、草丈10〜15㎝位で、
  花期でもせいぜい30㎝程度。ドクゼリは芽だしから大きく、
  長い葉柄が目立ち、花期には1mにも達します。
2. セリは葉に特有の香りがあります。
3. ドクゼリの根元をよく見ると、竹の子状の太い地下茎があります。

山菜採りが好きな人は、セリ科の植物を見てわかるでしょうが、
慣れてないと、セリと間違えるかもしれません。
さらにシャクと、シャクに似た有毒のドクニンジンもあります。

シャクはセリ科の多年草で、別名ヤマニンジと呼ばれてます。
香りもセリに似た、香りがあるので迷うでしょう。
花が咲く前に茎、葉っぱは山菜として、
根はヤマニンジンとして食用にされます。

また、葉っぱや茎の形が似ていて、有毒なムラサキケマンも、
間違えやすいです。生育場所も同じような場所ですから、
なおわかりにくいと思います。花の咲かない若葉の頃に、
見た目だけでシャクだと判断し、採取するのは危険を伴います。

ドクニンジンは、セリ科の地中海沿岸が原産地で、
有毒植物の多年草、薬草として使われます。
日本に自生しておらず、近年北海道の山野に不法に持ち込まれ、
シャクと間違って採取された、死亡報告もあります。
ソクラテスの処刑に、毒薬として用いられたドクニンジンです。
ドクニンジンには嫌なニオイがあり、見分けがつかない場合は、
有毒ですから捨てるしかありません。

f:id:arb_takahashi:20170716181811j:plain

【感想】

あなたの誕生花は、いかがでしたか?
気に入らない花が、あるかもしれません。
日本の長い歴史の慣習から、伝統行事から、危険毒草から、
登場させています。

植物は、ただの植物と思って食べたりすると危険を伴います。
古代から食べ物として生活してきましたから、
いろいろな危険な体験をしたり、薬草として用いられたり、
人間の知恵の素晴らしさです。

日本人が長年の生活習慣から、生まれた山菜採りがあります。
代々受け継いできた、山菜を食べたいと思うのは当たり前です。
しかし知識もなく、むやみに採集するのも危険です。
詳しい人と一緒に出かけるのが一番です。
どうしてわかるのか不思議ですが、動物や鳥は、
危険植物を避けて食べません。

有毒植物ドクゼリの名前を知っても、どこに咲いてるかわかりません。
インターネットは、その点、情報がたくさんあります。
ありがたい時代になりました。
植物辞典でドクゼリがわかっても、咲いてる場所まではわかりません。

最初に見つけたのは、東京都薬用植物園にありました。
咲いてる時期に巡り会えず、まだ花を見ていません。
次に日光植物園で群生を見つけましたが、花が咲いてない時期、
いつか写しに出かけたいと思います。
次が日光戦場ヶ原の竜頭の滝近くにあることがわかりました。
いろいろ検索すると、情報をくださるから、嬉しい限りです。

あなたの誕生花が、幸運をもたらせてくれるよう願ってます!
人生は一度しかありません!過去は戻らないが、未来は作れます!
未来に夢を描きながら、素晴らしい人生を送ってください!
写真家 高橋克郎より。