誕生花写真365カレンダー!2001年日本初登場!

誕生花は世界中から、日本の原産から、山野草、園芸種、珍しい花を選んだ、花の百科事典。 バースデーフラワーを楽しんで、1日を幸せに。

今日の誕生花「トケイソウ」時計にそっくりなトケイソウの花!

誕生花に登場する花は、365プラス1種類!誕生花カレンダーより!

7月18日 誕生日、今日の誕生花「トケイソウ
トケイソウはパッションフラワーです!

f:id:arb_takahashi:20170718114358j:plain

パッションフラワーとパッションフルーツは、同じ仲間で、
混同しやすいですが違います。パッションフラワーを日本では、
トケイソウと呼んでいます。いろいろな花の色があります。
一般に見られるトケイソウの色以外に、白、赤、青紫、緑など。

花の思い出を作るのは、あなたです。
巡り会える幸運を祈ってます。

7月18日 誕生日
バースデーフラワー【トケイソウ

お誕生日、おめでとうございます。
素晴らしい1日と1年、感動が味わえる幸運を願ってます。

また「誕生日」は、あなたの出生を祝うだけでなく、
この世に誕生させてくれた、ご両親に感謝する日です。
ぜひ、ご両親に感謝の言葉を、贈ってくださいね。

f:id:arb_takahashi:20170718114244j:plain

f:id:arb_takahashi:20170718114442j:plain

トケイソウとは】

トケイソウの人気が出てきたのが、1990年頃だと思います。
それまでは、あまり知られなかった花です。
パッションフルーツの方が、知られていましたが、見かけません。

トケイソウ科には、種の数が約500位あり、夜行性の花から、
果物の花や、栽培品種が数多く出回っています。
トケイソウの花をよく見ると、3つの雌しべが時計の
長針、短針、秒針のように見えます。
雌しべが、特徴のある時計の針に見える、花を咲かせることが、
名前の由来になってます。

また、16世紀に中南米に派遣されたイエスズ会が、
パッションフラワーを、アッシジの聖フランチェスコが、
夢に見たという「十字架上の花」と信じ、
キリスト教の布教に利用したそうです。

キリストの受難を象徴する形をしており、
花の雌しべの柱を十字架、3つに見える雌しべが
釘、副花冠(雄しべ)は茨(いばら)の冠、
5枚の花びらと萼(がく)は、合わせて10人の使徒、
巻きひげはムチ、葉は槍であるなどと言われていたそうです。

いろいろな表現をして、キリスト教の布教に、
利用したのでしょう。

f:id:arb_takahashi:20170718114555j:plain

パッションフルーツとは】

パッションフルーツは、南米を原産とするトケイソウ科の、
クダモノトケイソウです。
英語でトケイソウを passion flower と呼び、
果物を passion fruit と呼んでいます。
果実が出来ますが、小さな実で食べられないものと、
有毒もありますが、芳香があって大きな実が食用になり、
香水やジュースにもなってます。
現地の人でないと、わからないですね。

パッションフルーツをブラジルではmaracujá(マラクジャ)、
中南米各地ではgranadilla (グラナディリャ)、
ハワイではlilikoʻi (リリコイ)などと呼ばれ、
各地の栽培品種が流通しています。

まだトケイソウを見てない1980年代初めに、
小笠原の父島で泊まった宿にあり、
花も咲いてませんが、宿のおかみさんが、
道路際のフルーツを、通りがかりの人がとって、
すっぱいのか捨ててあるのを見ると、話してくれました。

パッションフルーツの食べ方はザクロに似ていて、
小さくて堅い種が沢山つまって、黄色いゼリー状の、
果肉と果汁を食べます。強い香りがあります。

花が咲いてから、14日位で実ができてきます。
その後、約45日で完熟したものが、自然落下します。
追熟(皮の表面がシワになる程度)すると甘みが増すそうです。
そのままスプーンですくって、種は噛まずに飲み込んで食べます。
ブラジルが最大の生産国で、日本でも各地で生産されています。

f:id:arb_takahashi:20170718114642j:plain

【感想】

あなたの誕生花は、いかがでしたか?
気に入らない花が、あるかもしれません。
日本の長い歴史の慣習から、伝統行事から、危険毒草から、
登場させています。

トケイソウは、植物園で見られるようになりました。
しかも、いろいろな種類のトケイソウです。
形も色も違っていて、驚かされます。

福岡の植物園に行った時は、真っ赤なトケイソウです。
京都植物園にも違った真っ赤なトケイソウがありました。
東京都薬用植物園は、これがトケイソウと思うほど、
小さなトケイソウが、いくつかありました。
いろいろなトケイソウが、見られる素晴らしい時代です。

珍しかったのは、京都植物園の夜行性のトケイソウです。
植物園の一室が真っ暗な部屋で、小さな電球がついていて、
トケイソウが咲いていました。手持ちで写すのに苦労しました。

フィジーの島の中央の原野で、足元を見ると、
トケイソウらしき花が咲いていました。
周りの草と同色ですから、見落としてしまいます。
調べるとクサトケイソウです。

同じ名前でも、いろいろあり、楽しくなります。
是非、どこかの植物園で見てください。
きっと、楽しい日々が送られると思います。

あなたの誕生花が、幸運をもたらせてくれるよう願ってます!
人生は一度しかありません!過去は戻らないが、未来は作れます!
未来に夢を描きながら、素晴らしい人生を送ってください!
写真家 高橋克郎より。