誕生花写真365カレンダー!2001年日本初登場!

誕生花は世界中から、日本の原産から、山野草、園芸種、珍しい花を選んだ、花の百科事典。 バースデーフラワーを楽しんで、1日を幸せに。

今日の誕生花「ハナマメ」観賞用から食用になった花!

誕生花に登場する花は、365プラス1種類!誕生花カレンダーより!

7月24日 誕生日、今日の誕生花「ハナマメ」
食用には硬い豆で2~3回茹でる花豆!

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ハナマメは、ベニバナインゲンです。
17世紀に、隠元禅師が伝えたというインゲン豆の仲間です。
インゲン豆は毒素がありますが、煮れば消えます。
炒った豆は、芯まで火が通らず、嘔吐や下痢の症状が出ます。

花の思い出を作るのは、あなたです。
いろいろな花に、巡り会える幸運を祈ってます。

7月24日 誕生日
バースデーフラワー【ハナマメ】

お誕生日、おめでとうございます。
素晴らしい1日と1年、感動が味わえる幸運を願ってます。

また「誕生日」は、あなたの出生を祝うだけでなく、
この世に誕生させてくれた、ご両親に感謝する日です。
ぜひ、ご両親に感謝の言葉を、贈ってくださいね。

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【ハナマメとは】

ハナマメは、大航海時代に欧米に渡り、日本へは江戸時代末期に、
オランダから伝わったが、観賞用にとどまってしまった。
暑さに弱いため、本格的な栽培が始まったのは、北海道、
東北から長野の涼しい地域で、明治時代に入ってからです。

隠元禅師が伝えたインゲン豆。
いろいろな別名があります。関西地方で「さんどまめ(三度豆)」
若い莢(さや)を食べることから「さいとう(菜豆)」
5月に収穫できるから「ごがつささげ(五月大角豆)」
とも呼ばれます。
生育期間が短く、早生種なら、わずか50日で収穫できます。

ハナマメは、ベニバナインゲン、ハナゲイマメ(花芸豆)、
ハナササゲとも呼ばれています。
札幌農学校が、アメリカより種子を輸入したのが、最初といわれ、
北海道の開拓が、本格的に始まった時期に、
豆を食用とする栽培が始まりました。

最初は、鑑賞用として栽培されたため、ハナマメ(花豆)
と呼ばれるようになり、食用になってから別名も誕生します。
種類は白花豆と紫花豆があり、豆類の中では最も大きく、
2~3㎝ほどの大きさです。

虎斑模様が特徴で、ホクホクした風味のある高級品種です。
煮豆によく合いますが、甘納豆や餡(あん)にして、
使用することもあります。
中南米では、芋の代わりに使われています。

インゲンマメ同様に、毒性のあるレクチンを含むため、
調理の際は、よく火を通す必要があります。

2006年テレビで、ダイエット法の特集の豆を見た人が、
毒性にあたって、全国で入院を含め、症状が発生しています。
通常の調理法(水に十分浸してから、沸騰状態で柔らかく煮る)
を行えば、全く問題ありません。
発生する率は、白インゲン豆のほとんどが、白花豆だそうです。

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【感想】

あなたの誕生花は、いかがでしたか?
気に入らない花が、あるかもしれません。
日本の長い歴史の慣習から、伝統行事から、危険毒草から、
登場させています。

ハナマメを初めて見たのは、50年ほど前、那須だったか、
鹿沢だったか、忘れてしまったが、農家のおばさんが、
標高1000メートル以上じゃないと、出来ない豆だと、
話してくれた。真っ赤な花がきれいでした。

ある時、山村で豆の煮方、知ってるかと聞いてきた。
普通に煮るだけと答えると、ひと晩からふた晩、水に漬けて、
鍋で茹でて沸騰したら湯を捨てて、新しい水で沸騰させる。
これを3回すれば、煮崩れもしないで、シワにもならず、
美味しく出来上がると教えてくれた。

その後、試したことがないから、わからないが、
何十年前のことを、しっかりと覚えてる。
美味しい素材を、美味しくいただく手料理。
きっと料理に、興味があるからでしょう。
白花豆と紫花豆の甘煮、ぜひ挑戦してみて下さい。
味付けは、砂糖、塩と醤油を少々で、お好みの味にしてください。

あなたの誕生花が、幸運をもたらせてくれるよう願ってます!
人生は一度しかありません!過去は戻らないが、未来は作れます!
未来に夢を描きながら、素晴らしい人生を送ってください!
写真家 高橋克郎より。