誕生花に登場する花は、365プラス1種類!誕生花カレンダーより!
6月21日 誕生日、今日の誕生花「ホオノキ」一度は食べたい郷土料理
ホオノキの花は大輪で、山中で目立ちます。
花を見るより先に、葉っぱを見たのでは、ないでしょうか。
また、ホオバの名前を聞いたのでは、ないでしょうか。
岐阜で朴葉は、朴葉味噌、朴葉寿司として、盛んに利用されています。
花の思い出を作るのは、あなたです。
巡り会える幸運を祈ってます。
6月21日 誕生日
バースデーフラワー【ホオノキ】
お誕生日、おめでとうございます。
素晴らしい1日と1年、感動が味わえる幸運を願ってます。
また「誕生日」は、あなたの出生を祝うだけでなく、
この世に誕生させてくれた、ご両親に感謝する日です。
ぜひ、ご両親に感謝の言葉を、贈ってくださいね。
- 別名
- 特色 殺菌作用がある
- 科 モクレン科
- 原産 日本固有種、中国
- 花期 5~6月
【ホオノキとは】
ホオノキの葉っぱが大きいですから、すぐ見つかります。
昔の人は、大きな葉っぱを利用して、お皿にしていました。
使われた時代に、殺菌作用がある事までは、知らなかったでしょう。
葉っぱは、大きくて芳香があるから、使われたと思います。
ホオノキの花は、雄しべ雌しべが花床の上に多数つき、
雌しべの成熟と、雄しべの成熟が時期をずらし、
自家受粉しにくいようになっていて、開花後は雌性になり、
翌日に雄性になり、さらに翌日には生殖機能を失う不思議な花です。
ホオノキの類似種に、ナガバホオノキがあり、
九州原産の葉っぱの幅が、ホオノキより狭いです。
また、ウケザキオオヤマレンゲがあり、
ホオノキとオオヤマレンゲの雑種で、初夏に大きな白い花を咲かせる。
材は堅いので、朴歯下駄や細工物に使います。
水に強く手触りが良く、和包丁の柄やまな板に利用されたり、
ヤニが少なく加工しやすい為、日本刀の鞘にも用いられる。
樹皮は厚朴(こうぼく)または和厚朴といい、生薬にする。
アイヌ民族は、ホオノキの種子の煎じ汁を、
お茶のように飲用していた記録があります。
葉っぱは比較的火に強く、味噌や他の食材をのせて、
焼く朴葉焼きの郷土料理の、材料として利用されます。
【感想】
あなたの誕生花は、いかがでしたか?
気に入らない花が、あるかもしれません。
日本の長い歴史の慣習から、伝統行事から、危険毒草から、
登場させています。
飛騨地方に行くと、郷土料理が食べられます。
旅館でも朝から、ホオバに載せられた朴葉(ほおば)味噌が、
コンロの上に出てきて、焼きながらご飯と一緒に食べます。
朴葉味噌は山菜、椎茸やキノコなどを味噌にからめたものです。
朴葉味噌の上に、ネギなどの薬味をのせ、
焼いていると、香ばしい匂いがして食欲が増します。
朴葉寿司は「葉っぱの香りで、ご飯を食べるもの」で、
香りが一番のおかずで、寿司の主役です。
朴葉寿司の中身の材料は、作る場所で異なりますが酢飯です。
ホオバの防腐効果が作用して、食べ物が痛みにくいことから、
寿司やご飯や餅などを包んで、手も汚さずに食べられ、
古くから 農家や山仕事の人々の携帯食として、
またお祭りやお祝いの日の食べ物として、親しまれてきました。
朴の葉の清々しい香りは、発芽から1カ月位が、特に香りが強いので、
朴葉寿司に最適な季節です。
初夏を迎えた頃に、朴葉寿司の味を楽しんでみてください。
朴葉の朴歯の高下駄がありました。
高校時代頃まで流行っていましたが、その後はスニーカーなどに、
とって代わられ、温泉旅館や盆踊りの浴衣姿でしか、
下駄が利用されなくなりました。
バンカラ学生が履くのは朴歯の下駄、という時代もありました。
旧制高等学校生徒が履いていた朴歯の高下駄は、高校生のシンボルでした。
1995年頃から、若い女性が下駄を履く憧れで、人気が出てきたようです。
ホオノキは昔から、腹痛下痢などの胃腸疾患、かぜ、咳止めなどに、
厚朴(こうぼく)を服用します。薬用を始めとして、
様々な用途で重宝され、人々の暮らしの中で、役立ち親しまれてきました。
あなたの誕生花が、幸運をもたらせてくれるよう願ってます!
人生は一度しかありません!過去は戻らないが、未来は作れます!
未来に夢を描きながら、素晴らしい人生を送ってください!
写真家 高橋克郎より。