誕生花写真365カレンダー!2001年日本初登場!

誕生花は世界中から、日本の原産から、山野草、園芸種、珍しい花を選んだ、花の百科事典。 バースデーフラワーを楽しんで、1日を幸せに。

今日の誕生花「カンナ」不思議な花で雄しべ6本が一つ残し後は花びらに!

誕生花に登場する花は、365プラス1種類!誕生花カレンダーより!

8月28日 誕生日、今日の誕生花「カンナ」
広島復興のシンボルの花!原爆を忘れないための花!

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広島に、原爆が投下された焼け野原から、キョウチクトウ
カンナが、最初に芽を出した植物です。
広島復興のシンボルの花です。原爆を忘れないための花です。
550年前のタネからも、発芽する生命力の強い花です。
花の思い出を作るのは、あなたです。
巡り会える幸運を祈ってます。

8月28日 誕生日
バースデーフラワー【カンナ】

お誕生日、おめでとうございます。
素晴らしい1日と1年、感動が味わえる幸運を願ってます。

また「誕生日」は、あなたの出生を祝うだけでなく、
この世に誕生させてくれた、ご両親に感謝する日です。
ぜひ、ご両親に感謝の言葉を、贈ってくださいね。

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【カンナとは】

カンナの原産地はアジア、アフリカ、南米の熱帯を中心に分布し、
9~50種類位の原種があり、その中から数種類が、品種改良され、
今日のカンナが作られています。

毎年、花を咲かせる多年草で、地下に根茎(球根)をつくり、
暑ければ暑いほど育ちがよくなり、色鮮やかで大輪の花を、
次々と咲かせ、夏の花として楽しむことが出来ます。

花の色の原色が売り物で、赤、黄、ピンク、橙、白や、
二色咲きもあり、いろいろな色彩が楽しめます。
花の形態が、やや特異で6本ある雄しべが、1本を残して、
すべて花びらか退化し、残った1本のみが花粉を出して、
雄しべの機能を果たし、雌しべはへら状になります。

花びらのように見えるのは、雄しべが花びらになったもので、
本当の花びらは、萼のように小さくて目立ちません。
花の後に出来るタネも個性的です。黒に近い褐色の球形で、
非常に堅いです。堅いタネを活かして、マラカスやオモチャの
ガラガラの中身に使われています。
また、550年間、発芽能力を失わなかった例も知られていまが、
発芽率はあまり良くないようです。
さらに、タネが散弾銃の弾のようなので、カリブ地域では、
インディアン・ショット(Indian-shot)とも呼ばれています。

現在観賞用に育てられているのは、1850年頃からアメリカ、
フランス、イタリアなどで、品種改良を繰り返し作られた品種で、
インディカをはじめとして、色々な野生種を掛け合わせて、
作られた通称ハナカンナと呼ばれる園芸品種のグループで、
1000種以上が知られています。
フレンチカンナ系、イタリアンカンナ系などの系統がありますが、
現在では交配種が多くなり、そのような区別はありません。

園芸種で出回ってる主な原種は、
インディカ(ダンドク)
熱帯アメリカ原産で、コロンブスのアメリカ大陸発見とともに、
16世紀ヨーロッパにもたらされた種です。基本の花色は赤、
オレンジ色で、現在栽培される園芸品種の大元です。
エデュリス(ショクヨウカンナ)
根茎(球根)からデンプンが採れ、食用になります。

日本には江戸時代前期にカンナ・インディカが入ってきました。
カンナはギリシア語でアシ(葦)を意味し、その草姿がアシに、
似ているところに由来します。
カンナ科は、ショウガ科やバショウ科などとともに、
ショウガ目に分類されて、ショウガ目の中でも、
形態などが独特で、最も特殊化した科のひとつとされています。
カンナ科は、カンナ属1つで構成されています。
1属で構成される科を、単型科(たんけい)と言って、
他に類縁するものが、存在しないことを言います。

広島に、原爆が投下された焼け野原から、キョウチクトウ
カンナが、芽を出して生き残って来た、生命力の強い植物です。
広島の復興のシンボルの花です。
植物の生命力に、真っ赤なカンナを見て、励まされた思います。

被災した小学校跡地が、資料館「袋町小学校 平和資料館」になっています。
袋町小学校は、爆心地から460mで、焼け残った数少ない建物です。
沢山の学生達が一瞬で犠牲になりましたが、地下室があったため、
奇跡的に3人の生存者がいたそうです。
被災後は、救護所となり、ケガをした人達が、大勢運ばれてくる
拠点になりました。家族や知人を探す人が、書き残した
連絡先や伝言が、今もそのまま壁に残っている貴重な資料館です。

広島市などのいくつかの小学校では、平和学習として、
カンナを育てているそうです。カンナは貴重な記念の花ですね。
また、戦争では、決してやってはならない国際法を破って、
民間人を大量に虐殺した、アメリカ大統領トルーマンを、
決して忘れてはいけない花として、毎年、思い出しましょう。

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  • 別名 
  • 特色 
  • 科  カンナ科
  • 原産 熱帯アメリカ
  • 花期 7~9月

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【感想】

あなたの誕生花は、いかがでしたか?
気に入らない花が、あるかもしれません。
日本の長い歴史の慣習から、伝統行事から、危険毒草から、
登場させています。

敗戦後の家庭で見られる夏の花は、アサガオ、ヒマワリ、カンナ。
他にも違った花が植えられてたが、数が少なかった。
現在のように園芸種が増えて、どこの家庭でも、
沢山の花が植えられて、歩いていても目を楽しませてくれます。

生活に余裕が出来たのと、全国的にホームセンターの充実。
また、各地のイベント開催で、植物が手に入れられる時代に、
なったからだと思います。しかし手入れも大変です。

カンナも、昔は真っ赤なカンナしかありませんでした。
ある日、黄色いカンナが出てきて、今度は斑点が入ったのが、
出てきて驚かされます。

カンナは、子供でも知ってる花が、今はそうでもないようです。
時代の流れでしょうか、世の中に興味があることが、
増えたからだと思います。

あなたの誕生花が、幸運をもたらせてくれるよう願ってます!
人生は一度しかありません!過去は戻らないが、未来は作れます!
未来に夢を描きながら、素晴らしい人生を送ってください!
写真家 高橋克郎より。